
連休(お盆休み)も終盤に差し掛かるも、特に休みを満喫するような事は何もしていない私…
今日、2012年8月14日(火曜日)は、午後2時過ぎまでガッツリ寝て過ごしてしまいました
で、Amazonでフィギュアの予約が出来るようになるか見守りつつ、Twitter でもチョイチョイつぶやきつつブログ記事とか書いて過ごしております。
で、以下は映画観賞記録。まだまだ2012年1月分です
「プリースト」
(監督:スコット・スチュワート、出演:ポール・ベタニー、カール・アーバン、キャム・ギガンデット、2011年アメリカ合衆国)
TSUTAYA DISCASさんから「グリーン・ランタン」と一緒に届いた一本。2012年1月21.日(土曜日)の深夜に観賞しました(BD)。
あらすじ&概要
韓国のマンガ家ヒョン民友のコミック「PRIEST」の映画化作品。
何世紀にもわたってヴァンパイアとの戦いを続けている人類は、高い城壁によって守られ教会の司祭たちによって統治されている都市で暮らしていた。かつてヴァンパイアとの戦いで伝説となった戦士プリースト(ポール・ベタニー)は、ある日ヒックス(キャム・ギガンデット)という青年から、街の外でプリーストの兄家族を含む人々がヴァンパイアに襲われ、姪のルーシー(リリー・コリンズ)が連れ去られたと聞く。プリーストは新たにヴァンパイアの脅威が迫っていると教会に報告するが、教会はヴァンパイアは死に絶えたと、プリーストの捜索を禁止する。プリーストは独断でヒックスとともにルーシー救出に向かう。
(公式ウェブサイト)http://bd-dvd.sonypictures.jp/priest/

ピロEK的感想&点数
もちろん原作は読んだ事ありません(翻訳とかもされていないと思う)。
予告編の内容等から…思っていた程度の内容と出来の映画で想定通りではあったのだけれども…
何となく(ほのかに)期待する部分もある設定の映画だったんだよね
ダークヒーローで、戦うエクソシストで、上手く作れば、良い感じに化ける可能性のあるヤツなんじゃないかと…
そんな期待以上のモノでは全然ありませんでした
聖職者=ヒーローってな部分が特に生かされている感じでも無く、ただの武闘派マッチョ主人公。ただそういう名称設定のヒーローというだけ。そいつが適当な仲間を引き連れて、ただただ戦う。
…っていうか、ポスターのビジュアルとか、ゲームの「アサシングリード」のパクリっぽいよね(独自性薄)。
敵は「バイオハザード」もどきで、特に目新しさも無い、汚い系のヴァンパイア(と呼ばれている設定の良く分からない怪物)。
想定内の使い古された…かつての仲間…やら…実は親子…やらの展開と、最近の技術では、これまた特に目新しくも無い映像が、ただただダラダラと…と言う感じ。
ここ数年、流行りのグラフィックノベル系映画ですが、こういう映画でウリのビジュアルも、この乱発の中では目が肥えちゃいますから、ちょっとやそっとでは楽しんでやれないよコッチも…映画作る方は、そこのところ加味して頑張るべきだと思うんだけどなぁ(流行りモノに手を出すならね)。
…このあたり、かつてファンタジー映画に感じていたような食傷感がこのジャンルに漂いつつありますね。
プリーストが強い理由とか、
残った人類を支配しちゃった教会の目的とか、どうやったのかとか、
ヴァンパイアという種族、感染者の定義等。
…このあたりの設定も甘くて良く分からず。人気の無い少年漫画レベル
散漫になっちゃってる訳でも無いけど、描きたいものを描き切れていないというのかなぁ…元々原作に描くほどのモノが無いのか…どうなんだろうねぇ
点数は3点(5点満点中)かな。
最近はCGが安価になったのか、役者が意外と低ギャラで出演してくれるのか、B級とかC級とかいう定義が曖昧になって来てる感がありますが(この映画、内容と比例せず、そこそこのキャスティングなんだよね)、これがB級以下の作品である事は間違いないです。
何とか、普通程度以上に保たれてるヴィジュアルに免じて平均点に留まらせました。話だけなら2点以下かも
補足・蛇足
【ポール・ベタニー】
ポール・ベタニーの聖職者というと…「ダ・ヴィンチ・コード」の白い人の方が、断然キャラクター性が上。それより面白くないキャラを演じる事に、ポール・ベタニーとしてはメリットが無さそうなんだけどねぇ
あと、この映画と「アベンジャーズ」の声だけ出演のギャラってどちらが上なんでしょうねぇ
【カール・アーバン】
「RED/レッド」の時にも書こうとして忘れていたのでココで…
カール・アーバンって風船太郎に似てませんか
では、今日はこのあたりで
