本日は、2025年10月4日(土曜日)☁️☂️です。
日付が今日に変わって寝る前の2:30頃までに録画していた「ニュー・シネマ・パラダイス」(インターナショナル版)を鑑賞してかなり遅く就寝🛌
朝7:00頃起きて、午前中は保険屋さん対応、午後からは親の国勢調査を対応、その後母のお見舞い。夕方前には「サンリブシティ小倉」に行った日です。
「サンリブシティ小倉」では、以前会社にいた後輩と20年ぶりぐらいに偶然再会⤴️お互いにあんまり変わっていないという評価でした。
あと、日本では国内史上初の女性総理大臣(まだ分からんけど)の足掛かりとなる自由民主党総裁に高市早苗氏が選ばれた歴史的な日…なんだけど、あんまり騒がれていないですね。
以下は、映画鑑賞記録です🎥
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「護られなかった者たちへ」⌚️
監督 :瀬々敬久
制作年:2021年
制作国:日本🇯🇵
もうすぐ「Prime Video」での配信が終了するというので鑑賞、2025年9月24日(水曜日)☁️☀️の深夜23:55頃までに(その前日と2回に分けて)鑑賞しました。
(慌てたんだけど…例によって「Netflix」で配信開始される情報が後で目に付くという…まぁだいたいそうなんよね。)
概要
中山七里の推理小説「護られなかった者たちへ」の実写映画化。
2011年3月11日に発生した東日本大震災、宮城県内では多くの人が避難所に避難していた。その中には行方不明の家族を探す宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎(阿部寛)の姿もあった。同じく避難所にやってきた青年 利根泰久(佐藤健)は、黄色いジャンパーの子供(石井心咲[)のそばに座り込む。
震災から9年後、仙台市で老朽化したアパートの一室からある男の死体が発見される。男は縛られたまま放置され餓死していた。男の身元は仙台市青葉区保健福祉センターの課長 三雲忠勝(永山瑛太)と分かり、笘篠誠一郎と後輩の蓮田智彦(林遣都)は捜査を開始するが、三雲は、上司からも部下からも信頼される真面目な人物ということがわかる。笘篠らは、三雲の部下であった円山幹子(清原果耶)を紹介され、三雲らの仕事である生活保護受給について聞き取りを行う。
同じ頃、過去に放火事件を起こし服役していた利根が模範囚として借り出所、保護司の櫛谷貞三(三宅裕司)の紹介で働き始めていた。
感想
「サンセット・サンライズ」とは全く違う切り口で、東日本大震災と津波の傷跡を描いた作品。「サンセット・サンライズ」の方は前向きに生きていくことにする人々の話だけど、こちらは癒えない傷・後ろ向きな感情がクローズアップされたような話。
原作は未読。Wikipediaの情報を読むに、原作と映画は結構違う様子です。映画は、震災と生活保護のウエイトはトントンでしたが、なんとなく原作の方は…読んでないけど…震災よりも生活保護制度の方にウエイトがかかったような感じかも…読んでないけど。
(比較するために原作を読んでみようかという気にもなっています。Kindleで安くないかな?)
いずれにせよ、話の要点・内容は、生活保護制度の欠陥から起こるに至った殺人事件を扱った社会派ミステリー。
加害者も被害者も、各々が懸命に生きて、懸命に役割を果たしている普通の人たち。各々が自分にとって善を成している方々で、中立の目での鑑賞が求められる難しい作品ですかね。
(生活保護制度に賛否何であろうと、生半可な意見を言ってしまえば…なんか違う気がするので書くのが憚られる…ずるい脚本。)
ずっと引き込まれて鑑賞させられる映画で、考えさせられる内容ですね。
悪なのは生活保護の欠陥なのか、不正受給者なのか(ここもグラデーションを描いていて、端的でないのがずるい)、そんな脆弱な生活保護制度では、震災の傷までカバーできないのか…等々。
生活保護受給しながら、実は働きに出ていて生活保護受給以上の収入、それは生活保護だけだと貧困だから子供に塾にも行かせられない…勉強させるために塾。
あそこの評価が、人としての考え方の分かれ目なんだと思うのですが…私の評価は、そういう甘い認識だから、子供まで巻き込んで貧困だし、鬱にもなるんよね。事情はどうであれ親なんだからもっとしっかりしないといけないし、挙句の無理心中は無い。子供により良い教育をうけさせるため、不正受給してまで塾に行かせたいのに、殺してもいいんだ(そんな馬鹿な)…病気だから仕方ないと言われたら話は終いですが、この母親の思う子供の将来って何なんですかね💢。不正受給して高級車乗り回す千原せいじより腹立ったかも。
予告見ただけでも察っせるように、佐藤健は犯人ではありません。
あ、あと阿部寛が何て言っているのか分からないシーンが何度かあり、不謹慎ながらもラパルフェ都留拓也のモノマネを思い出して笑いが出ました。
最後の重要なセリフのシーンでさえ何を言っているのか分かりません💦
出演者は…
色々不遇だけど心優しき青年主人公に佐藤健
何言っているか分からないけど凄腕刑事に阿部寛
生活保護制度の不完全さに怒りを抱く女性に、最近のゴリ押し女優枠の一人、清原果耶…彼女の役は…まぁ早々に気が付いてはしまうんだけど…あるトリックのあるキャラクター、原作では男性なんかな?…かつ映画のようなトリックでは無いみたい。
(原作は未読だけど、キャラクター配置がかなり違う様子)
震災直後に佐藤健と行動を共にする子役には、石井心咲…主要キャストなので記載したけど特に知らない子役です。
阿部寛の後輩刑事に(私だったらぱるるの方が良いんだが…な)林遣都…彼はなんか、若干斜めに構えた、若干生意気な後輩役が割と似合うようです…この頃からイケメン枠では無くなった様子。
被害者は、永山瑛太と緒形直人…緒形直人は久しぶりに観ました。
狙われる人物に吉岡秀隆。
あとは、岩松了、波岡一喜、奥貫薫、井之脇海、宇野祥平、西田尚美…等々、THE日本映画な布陣。千原せいじ、原日出子、鶴見辰吾あたりも同様。
事件のキッカケになってしまう老女に倍賞美津子、最近見かけていない女優さんでしたが割と「元気でしたー!」(4年前情報だけど)
あと、三宅裕司は久しぶりに観ました。
(出演者のことは、ほぼ羅列しただけになっちゃいましたね。書かなくてもよかったかも)
ということで、点数は4点(5点満点中)です。
では、このあたりで👋
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