
去年ぐらいの健康診断で肝臓の瞬間的異常値が出た私。
再診の結果、診断エラーの可能性大だったのですが、この機会にと冬ぐらいから2日に1日ぐらいの率で(ペースはバラバラですが)休肝日を設けてきました。…まぁ真面目に続けていたのですが、ここ連日の暑さ…ついビールに手が伸びる日が続いておりました。
こんなことではヤバいので今週の平日はずっと飲まないことをココに決意しつつ、今日はとりあえず飲んでいないピロEKです
さて、今日も映画鑑賞記録。
3回も連続で映画記事にしましたが、サボりすぎていたので、まだ何本も溜まっております
「アイ・アム・レジェンド」
(監督:フランシス・ローレンス、出演:ウィル・スミス、アリシー・ブラガ、ダッシュ・ミホク、2007年アメリカ)
TSUTAYAさんでレンタル。
2008年7月19日(土曜日)、連続休日出勤の最中、合間を縫って鑑賞しました。
ストーリー
リチャード・マシスンの古典SF小説の映画化。
2009年にウィルスを変異させることにより開発された癌の特効薬…しかしそのウィルスは人類の90%を死滅させ、生き残れた人々をも変異させてしまった。その災厄から3年後のニューヨークの街では科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)がたった一人、愛犬のサムと一緒に生き残っていた。無線で他の生存者に呼びかけ続け、同時に抗体の開発を続けるロバートだったが…
詳しくは…http://wwws.warnerbros.co.jp/iamlegend/

ピロEK的感想&点数
(※以下ネタばれ含みます。予告なんかで結構ネタばれは出てきていましたが、何も知らない人は知らないママ鑑賞の方が楽しめる作品だと思います。ご注意ください)
前半、何が起こったのか分からずにニューヨークに一人きりの主人公…というシチュエーション
回想も挟みながら世界に何が起こったのか説明されていく前半は凄く面白かったです
主人公が暗闇を恐れる理由…ダークシーカーなる者が出てくるあたりも怖くて、面白くて…昼間にビルの中に集団で寝ているダークシーカー、アレ怖すぎです
犬が可哀そうな事になるあたりまでは、かなり面白い訳ですが…
後半に他の(普通の)生存者が登場したあたりからは普通のゾンビ映画みたいで…結構残念だったかな
…この映画、
鑑賞していて最初に思い出したのは、藤子不二雄(藤子・F・不二雄)のSF短編で、子どもの頃に読んだ「流血鬼」というお話。…なんて思って調べてたら、「流血鬼」も「アイ・アム・レジェンド」も同じ元ネタ(原作)から作られた作品でした
原作の「地球最後の男」は未読な私ですが、この「流血鬼」のお陰で実はダークシーカーこそが新人類、ダークシーカー側でも主人公を恐れているという原作のテーマ(?)を前提に鑑賞できた訳です。
この映画「アイ・アム・レジェンド」の劇中でもそれらしい描写はいくつかあるんですよね。
抗体の臨床実験のために一人のダークシーカー(10代後半女性)が捕獲されたときに日の光の元に出てくる敵ボスらしきダークシーカーとか…
ダークシーカーに主人公と同じ罠を張らせることで、知能が失われたわけでは無いと描写したり…
逆に主人公のレポートでそれらを否定することで意識させたり…
ビデオのシュレックを観るシーンも“シュレック=自分”、“シュレック世界の普通の人々=アイ・アム・レジェンドのダークシーカー”と主人公が思っていると私は受け取ったんだけど違いますかねぇ
…でもこの映画のラストは、主人公が襲ってくるダークシーカーから(普通の)人類再生の希望たる血清を守って、最後には丁寧に人類のコロニーに無事辿り着くところまで描かれちゃってます。
このラストで作品がかな~り薄っぺらくなったような気もするんだけどなぁ
…このラストは監督や脚本家の本意なんですかねぇ
さて点数ですが、4点(5点満点中)。
誉めてるよりも貶してる文章が目立つ記事になった気もしますが割と好きです。
残念だったのはボブ・マリーに対する(私の)無知。多分知ってたら感動ポイントが増加何じゃなかな
ウィル・スミス出演のSF映画は個人的に好きなモノが多いようです…絶賛では無いんだけどね
補足・蛇足
今日は2項目ほど…
ニューヨークの廃墟で見つけた「スーパーマンVSバットマン」っぽい映画の看板。
2009年には公開されているようです。…DCのクロスオーバーものって内容的に期待薄な気もするんですけどね…AVPの例があるように
そういうイイカゲン映画の企画(?)が通って完成しちゃう理由って…脚本家協会のストの影響による脚本不足だったり…タイムリーさに欠けるネタでスイマセン
ロバート・ネビルの地下研究室で使われてたパソコン。iMacですかねアレ(?)。

デザイン・印刷業界と医療業界ではアップルが強い(?)という話を聞いたことがあるのですが、この研究室でiMacが使われてるのって、それ(デザイン・印刷業界と医療業界云々…)を踏まえての設定なのでしょうか
…とか考えてみたけど、単なるタイアップな可能性の方が高いですね
では、今日はこのあたりで
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